前から行ってみたかった、
温泉街に念願叶って行ってきました。
山間部で民家の少ない国道を通り、脇道に入ると
突如温泉街が現れました。

音信川(おとずれがわ)という小川のそばに温泉宿が
立ち並んでいました。

まわりには結構大型の旅館、ホテルがあります。
お客さんもそこそこ訪れてましたよ。
集客力凄そう。
その中でも昭和の雰囲気のたたずまいの
こちら、

長門湯本温泉の恩湯(おんとう)です。
市営の共同浴場で、
毛利公も湯治に訪れたという由緒正しい温泉らしいです。

夜になったらネオンがキラキラして
怪しい温泉街を演出するのでしょう。
この温泉、先ず入って気づくのは
湯のぬるさでしょうか。
冬に入ると湯冷めしそうな温度ですが、
この時期の長湯にはピッタリでしたよ。
源泉が39℃程度ということで、源泉掛け流しなのでしょう。
アルカリ成分強くてヌルヌルのお湯です。
微かに硫黄の香りもしました。
お値段も200円と安くて、とても良かったですよ。
湯上りに水で体を洗い流さないで下さいと書いてありましたが、
温泉成分に相当の自信ありなのでしょうね。
この温泉街にはもう1ヶ所、共同浴場があるので
そちらも行ってみることにしました。
恩湯の横の路地を30m上がるとあるらしいです。

このような小道を登って行って、

路地を外れると凄く古風な旅館もありました。
お客さんもおられましたので、
通の方には人気のお宿かな。
横道にそれそうになりましたが、
真っ直ぐ登っていくと、ありました。

長門湯本温泉の礼湯(れいとう)です。
こちらも由緒正しい温泉なのですが、
平成14年に新築されたようです。
お値段も恩湯と同じく200円なのですが、
設備が新しくなってて、ちょっと風情に欠けるかな。
お湯は同じようなのですが、
ほんのちょっと熱めで、ヌルヌル感もちょっと薄めです。
源泉に少し手を加えられてるのでしょうね。

昔ながらの古風な温泉で、
レトロな雰囲気が思う存分味わえました。
お湯も申し分なく、大変満足でしたよ。
ちなみに場所は
山口県長門市深川湯本です。
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